広大な公園を花と動物を眺めながら歩く寒の戻りの日

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福岡市内にもCOVID-19変異株の感染者が増えてきて、そろそろ出かけるのを控えないといけなそう。その前に(なんてのは本当は言い訳にならないのだけど)、天気もいいし、野外だからなんとかなるかと、奥さまと海の中道海浜公園へお出かけ。

西鉄の特急電車とバスを乗り継ぎ、到着すると今日は緑化運動のイベント絡みで入園料が無料になっていてラッキー。とりあえず、開放的なフードコートで早めの昼飯を済ませ、ツツジやバラやネモフィラなどの花園、カピバラやリスザルなど、かわいらしくて面白い動物たちを眺めながら歩いた。

寒の戻りのせいで海側から吹き込む風が冷たかったけど、日差しは暖かく、うららかな春の気候を愉しめた。iPhoneのアプリで調べてみたら、軽く1万歩を超えるほど歩いていて、いい運動にもなった。

博多港から船で行くと運賃が千円超えるけど、バスなら余計に時間がかかっても530円で行けるので、こちらがお得。そのぶん、園内の飲食に使えますしね。

でも、今度行くときは、ほかの家族連れの皆さんみたいに、お弁当と飲み物を持っていこう。広い芝生の上にシートを敷いたり、ベンチとテーブルの上で、ぼんやりと缶ビールや酎ハイセットを愉しみたい。今は感染防止のためか生ビールを販売していないので、こっそりになりそうだけど。

歯肉と歯垢の危機

歯磨きをしていて、前歯の根本に白い付着物を発見。爪楊枝で突いても取れないってことは、歯石が付着してしまったのだろう。

15年ほど前、歯が痛くて梅ヶ丘の歯科医に飛び込み、そこから歯と歯茎をケアについて厳しく指導されていたのに、昨年、COVID-19の感染拡大を理由に歯医者の予約をキャンセルしてから、1年以上、ケアを怠っていたせいだ。

歯と歯茎の健康は、すべての健康の源ってくらい大事なことだったのに、面倒臭さに負けてしまっていたことに反省。なんとか、近いうちに予約と取らないと、歯肉が痩せたり、マズイことになってしまう。

晩飯後、Netflixで映画「シカゴ7裁判」と「マ・レイニーのブラックボトム」を観た。

窓を開けて過ごしても大丈夫な気候と映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」

花粉の飛散が収まり、運動すれば少し汗をかいてしまう気候。窓を開けて過ごしても大丈夫になってきた。これから梅雨入りするまでは、そよと風が入ってくるのが心地良い、過ごしやすい日々が続くだろう。そろそろ、ネルシャツをたたんで、春から初夏に向けての衣替えの心づもりをしていよう。

晩飯後、Amazon Primeで1993年の香港映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」(原題:少年黃飛鴻之鐵馬騮、英題:Iron Monkey)を観る。

少年時代の黄飛鴻を若き日のドニー・イェンさんとユー・ロングァンさんが支え、痛快なアクション映画に仕上がっていた。なんといっても驚きなのが、大人顔負けのカンフーアクションを披露した、黄飛鴻役のツァン・シーマンさんは12歳の女のコだったこと。映画に出演したのは本作のみで、その後は武術の訓練に専念し、アジア競技会などに出場。警察学校に入り、警察官への道を進んだそうな。

それにしても、つくづく惜しまれるのが、今の香港では、こんな愉しい作品が作られないであろうってことですね。

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テレビ東京がドラマに本気出してる

今期、面白いと思うドラマが、ことごとくテレビ東京で驚いている。ジェーン・スーさん原作の「生きるとか死ぬとか」は前評判通りだとして、ラブコメの「理想の男」「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」「私の夫は冷凍庫に眠っている」「珈琲いかがでしょう」と、深い時間だからこその攻めた内容になっている。

そのうえ、以前と違うのは、他局のゴールデン枠に出ているような、人気俳優を起用できていて、今期の他のドラマと比べても、まったく見劣りしないし、スタイリングやメイクもレベルが高い。

今夜、TVerで見た「理想の男」だって、これまでクールな役柄が多かった蓮佛美沙子さんが、見事にコメディエンヌとして演じていて、脇を固める俳優陣も達者。衣装もダサいのからオシャレなのまで的確で、ストーリーを彩ってる。

ゴールデン枠の視聴者が分かりやすさがないとついてきてくれない。そのぶん、23時くらいに放送するドラマは、リアルタイムだけでなく、録画やネット配信で見る熱心な視聴者層を持っているので、攻めた内容でもそれなりの反響を得られるんじゃないかな。

今期からドラマ枠を拡充しただけあって、テレ東のドラマがぶっち切りで面白くなる可能性がある。

酒場の灯火が再び消えてしまう前に

東京や大阪の感染者が三度(みたび)増えてきて、またもや緊急事態宣言が出そうな雰囲気になってきた。福岡も久しぶりに100人を超えて、いずれ首都圏や関西の後追いしそうだ。そうなると、またもや酒場が悪者扱いされ、営業時間の短縮、休業を求められるのだろう。

そう思うと、居ても立っても居られなず、馴染みの立ち飲み屋へ。ぼんやりと一人で飲む分には、遅くまで営業していたってなんの問題のないのだろうし、店側だって客を選べばいいだけのこと。

以前なら、理不尽な酒場だと避難されることだけど、5人以上の酔客を断ったって、逆に安心だと褒めてあげたくなる。これは今だけのことではなく、しばらくはスタンダードな考えになるんじゃないかな。

美し春、盛りを越えて、花筏

雨上がり。原稿を書き上げて、久しぶりに六ツ門方面へ散歩。ついでにスーパーで納豆などを購入して、帰りは角打ちにも立ち飲み屋にも寄らず、池町川沿いをブラブラ。前回は満開だった里桜が散っていて、川面や川べりを花びらで染めていた。

春の盛りもそろそろお終い。Tシャツの今期分の1軍の選抜をして、夏へと向かう衣替えの第1弾。次はネルシャルを畳んで、半袖のシャツを出すことにしよう。

引きこもり作業と日本のベテラン女優アベンジャーズ映画「デンデラ」について

朝から原稿を書き続けたものの、フリーハンドでありつつも、担当さんの意向をちょいと差し込むって条件で、なんやかんやと悩んでいたら、書き上げたのが16時過ぎ。外は雨だし、散歩に出るのを諦めた。

運動不足は「誠に遺憾に存じます」なのだけど、思っていたより苦戦しまったのだから、しょうがない。奥さまの帰宅時間に合わせて夕餉の支度をすることにした。

晩飯後は『サイタマノラッパー』の入江監督が手掛けた、地上波ドラマ『ネメシス』をGyao!で見る。豪華な俳優陣でも掴みどころがないというか、オフビートな作風は相変わらず。それでいて、軽妙な編集にスキがない。

ただ、メインのジャニーズの人だけ、入江監督のリズム感に乗れていなくて、それが演出なのか、彼の力量不足なのかは、いまのところ分からない。

んで、その勢いで、Gyao!で今月末まで配信されてるという、2011年公開の映画『デンデラ』を観る。70歳を迎え、姥捨てされた老女たちが、実は生き残って山奥に集落を作っていたっていう設定。

主演の浅丘ルリ子さんをを筆頭に、草笛光子さん、倍賞美津子さん、山本陽子さんと、日本の名女優がズラリと顔を揃え、雪山でサバイブする老女を演じている。

そんな名女優アベンジャーズが捨てらてた復讐のため、里山を襲撃して男たちを全滅させることを企てたり、獰猛な熊を戦うなんていう、驚きのハードボイルドで、生きるとは何かを問いかけてくる。

いやー、まったくのノーチェックだったので、偶然、Gyao!で見かけことに感謝です。

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