テレビ東京がドラマに本気出してる

今期、面白いと思うドラマが、ことごとくテレビ東京で驚いている。ジェーン・スーさん原作の「生きるとか死ぬとか」は前評判通りだとして、ラブコメの「理想の男」「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」「私の夫は冷凍庫に眠っている」「珈琲いかがでしょう」と、深い時間だからこその攻めた内容になっている。

そのうえ、以前と違うのは、他局のゴールデン枠に出ているような、人気俳優を起用できていて、今期の他のドラマと比べても、まったく見劣りしないし、スタイリングやメイクもレベルが高い。

今夜、TVerで見た「理想の男」だって、これまでクールな役柄が多かった蓮佛美沙子さんが、見事にコメディエンヌとして演じていて、脇を固める俳優陣も達者。衣装もダサいのからオシャレなのまで的確で、ストーリーを彩ってる。

ゴールデン枠の視聴者が分かりやすさがないとついてきてくれない。そのぶん、23時くらいに放送するドラマは、リアルタイムだけでなく、録画やネット配信で見る熱心な視聴者層を持っているので、攻めた内容でもそれなりの反響を得られるんじゃないかな。

今期からドラマ枠を拡充しただけあって、テレ東のドラマがぶっち切りで面白くなる可能性がある。