酒場の灯火が再び消えてしまう前に

東京や大阪の感染者が三度(みたび)増えてきて、またもや緊急事態宣言が出そうな雰囲気になってきた。福岡も久しぶりに100人を超えて、いずれ首都圏や関西の後追いしそうだ。そうなると、またもや酒場が悪者扱いされ、営業時間の短縮、休業を求められるのだろう。

そう思うと、居ても立っても居られなず、馴染みの立ち飲み屋へ。ぼんやりと一人で飲む分には、遅くまで営業していたってなんの問題のないのだろうし、店側だって客を選べばいいだけのこと。

以前なら、理不尽な酒場だと避難されることだけど、5人以上の酔客を断ったって、逆に安心だと褒めてあげたくなる。これは今だけのことではなく、しばらくはスタンダードな考えになるんじゃないかな。