集中できない環境ながらも、なんとか原稿を1本分書き上げる

朝から洗濯しながらルンバの掃除を見守ったり、スーパーへ食材を買いに行ったりの家事を諸々。

合間に宅配便でソーダストリームが届き、早速開封してみると、さずが9年前のデザインより洗練されている。ただ、炭酸を抽出する長細い管がけっこう露出していて、間違って傷つけてしまわないか心配なデザインでもあるかな。

とにかく、浄水器を経た水道水と炭酸だけで作ったのに、トップバリュの格安強炭酸水に比べると、雑味がなくて、炭酸の刺激がありつつ、まろやかな味わい。ペットボトルをいちいちリサイクルに出さなくていいし、やっぱり良い買い物ですね。

そんな中、奥さまが隣の部屋でスマホの契約関係の手続きをしていて、なかなか上手くいかない様子。たまに「えっ!」とか大きな声が出るので、気になって様子を見たり、アドバイスしたり。

なんだかんだやっているうちに、平日の原稿の書き出しより2時間近く遅れてしまったけど、どうにかこうにか夕餉の支度と相撲中継の後半戦には間に合った。なにごとも帳尻合わせです、ええ。

ノスタルジーの中で浮かぶ現在の痛みと、行き当たりばったりな生き方への救いを感じる映画「リコリス・ピザ」

洗濯やスーパーへの買い物などの雑務を済ませ、奥さまと西鉄に乗って天神へ。大名のタイ料理店で昼飯を食べ、雑貨屋や家具店を覗き、kino cinéma天神でポール・トーマス・アンダーソン監督の新作「リコリス・ピザ」を観る。

舞台は1973年。山っ気というか、商売への意欲が人一倍な、子役として活躍していた15歳の高校生ゲイリーと、厳格なユダヤ教徒の家庭に育ち、息苦しい10代を過ごしていたであろう、カメラマンのアシスタントとして働く自称25歳のアラナの物語。

ゲイリーが一方的に惚れているのかと思ったら、彼のおかげで鬱屈した生活から抜け出し、自分の生き方を見つけ始めたアラナも、なんだかんだいっても気がある様子なのが、中途半端でもどかしい。

まあ、成長過程の男女なんてそんなもんで、ふとしたことで、別の異性に気がいったり、急に相手の顔を見るのも嫌になったりする。恋愛だけでなく、仕事や人間関係も行き当たりばったりで、まるで下手くそなピンボールみたい。

それでも、それぞれが懸命に走っている姿がシンクロし、めぐりめぐって向き合えるようになる。これからも勘違い、すれ違い、失敗があるだろうけど、それはそれ。エンドロールが流れ始めると、なんとかなるさ、なぁんて救われたような、温かい気持ちになっていた。

ちなみに、リコリスとは甘草とアニスのフレーバーを付けた、欧米の駄菓子のこと。ハリボーとか輸入菓子のグミの香りで、これがゲイリーとアラナの関係の隠喩なのだろう。

そして、「リコリス・ピザ」というのは、1970年代頃に南カリフォルニアで展開していた独立系レコード・ショップ・チェーンの名称だけど、劇中に出てくるわけではない。サウンドトラックとして、ニーナ・シモンの「ジュライ・ツリー」をはじめ、懐かしい名曲が20曲ちかく使われているのは、関係しているのかしらん。

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湿度の高さに辟易とする

まるで梅雨の戻りのように、不順な天気が続いていて、青空が見えたかと思ったら、いつ雨が降ってもおかしくない曇り空。空気が水分をたっぷり含んでいて、風が吹いても心地よさを感じず、不快指数が上がるばかり。

洗濯物はベランダに干しても、部屋干しして扇風機の風をあてても一緒。急に降ってきて移動させるのも面倒なので、部屋干し用の洗剤を使って、部屋干しする。でも、そうすると室内の湿度が更に上昇するから悩ましい。除湿機が欲しくなっちゃいますね。

先日、足腰の調子が悪いの嘆いていた母に電話。4回目のワクチンを接種したあとで、副反応も心配だったけど、どちらも大丈夫だったみたい。月曜日の夜、大牟田に行く用事があるので、余裕があったら、その前に様子を見に行こう。

酎ハイには欠かせないアイテムが壊れた

夕餉前、ソーダストリームのガスシリンダーが切れたので、新しいのと取り替えた。そして、ブシューッとやろうとした途端、ガツンと部品が破損したような音がした。

一瞬、ガスシリンダーが破裂するのかとビビったけど、カバーを開けてみたら、ガスシリンダーと本体の接触部分が壊れていて、たぶん経年劣化によるものだろう。

これを買ったのは2013年の7月18日で、そろそろ丸8年使い続けてたってことになる。そりゃあ、プラスチック製に部品ですもの、寿命が来てもしょうがない。

ただ、同シリーズは新型になるごとに価格が上がっていて、スタートアップセットを買うと、元が取れるのか心配になってしまうほど。それでも、便利さは捨てられないので、公式サイトを探っていたら、型落ちのアウトレットが9900円で出ていた。

念のため、Amazonも調べてみたら、同じのが同じ価格で出ていたので、プライム会員だから送料無料だし、ポイントが少しでも貰えるのでこちらで購入。公式サイトでも5000以上の購入は送料無料なんですけどね。

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嗚呼、勘違い

博多祇園山笠のスケジュールを1週間まるっと勘違いしていて、奥さまと今度に日曜日にでも見物に行くか、なんて言っていたら、クライマックスを今度の金曜日に迎えるとラジオで聞いて、朝からガックリ。どうやら、過去のデータを今年の分だと思いこんでいたらしい。

週末のお愉しみが無くなってしまい、不機嫌になってしまった奥さまを仕事に送り出し、ストレッチして、四股を踏んで、仕上げにチューブトレーニングしようとしたら、ブチンとチューブが切れてしまう。

6年以上前にセリアで100円で買ったものだから、劣化していても不思議ではない。買い直しに行きたいけど、まだ扱っているか知らん。3coinsにも似たようなフィットネスグッズがあったけなぁ。

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弟の命日と実家の母の心配事

昼前に原稿を1本分書き上げて、データを担当さんに送信したら、西鉄に乗って大牟田へ。2010年に亡くなった弟にビールとお茶を供えに行く。

実家に着くと、母が珍しく横になっていて、足の付根から骨盤のあたりが痛くて、長い時間立っていられないという。2か月くらい前から、右足首からふくらはぎあたりが浮腫んで痛むらしく、そこをかばって動いていたせいだろう。

もしかしたら坐骨神経痛かもしれないし、とりあえず、整形外科で診てもらったほうがいいと言ったけど、放っておいて調子が悪いままだったら、ちゃあんと医者に行かせないとマズいかもしれない。老人の呆けの始まりは足腰の衰えからって聞きますしね。

あと、先月から気になっていたことなのだけど、駅と実家の間にある大きな空きビルに、世界平和統一家庭連合(元統一教会)の大牟田家庭教会が入るようで、入り口に看板プレートが入り、ガラスのドア越しに覗くと、祝いの花が並んでいた。

件のカルト集団が社会的問題になったのは90年代のことだったか、芸能人が信者と集団結婚式に参加することが話題になったが、一番の問題は悪質な勧誘と、高額な壺などを売りつけて、財と家族を奪い取ることだった。

当時は勧誘の対象が若者で、子を親から奪う地獄だったけど、時を経て、今は親を子から奪う地獄が生まれている。それは、先日の政治家の銃殺事件で表面化したけど、あれがなかったら、ずっと水面下で蠢いていたのかもしれない。

とにかく、母には「統一教会」のことを覚えているかと確認。銃殺事件のおかげで思い出したようで、勧誘には気をつけてくれろという説明がしやすかった。

大牟田市民なら、このビルがどこだか分かるよう、夏祭りの旗を入れ込むよう引いて撮りました、

今年は夏休みの旅に出れそうですよ

奥さまの8月のお休みに日程が出たので、計画していた夏の旅を着実行に移すべく、ホテルを予約したり、新幹線を便利に予約・乗車できる“スマートEX”に登録したり。

ただ、COVID-19感染者が再び増加していて、毎日、前週の数を上回っている。このまま夏休みに入って、人の動きが活発になったら、さらに増加する可能性が高いし、実行できるか、まだ分からない。

久しぶりに、夏休みっぽいことしたいですねぇ。