訃報、福岡で多様な落語会を愉しめる機会を作ってくれた人

ストレッチなどのルーティンをすっ飛ばして、朝から集中して作業。買い物と昼飯、昼寝を挟んで、夕方までに原稿を2本分書き上げ、担当さんに送信する。

作業の合間、TwitterのTLで三遊亭円楽さんの訃報を知る。肺がん、脳腫瘍、脳梗塞を患われて、闘病されているのは知っていたけど、高座復帰を目指していると信じていた。72歳とは早すぎる。

福岡に引っ越してきたとき、一番残念だったのは、気楽に寄席に行けなくなったことだった。でも、そんな寂しさを埋めてくれたのが、円楽さんがプロデュースしていた「博多・天神落語まつり」だった。

江戸と上方の噺家が集結して、福岡じゃないと観られないような組み合わせがいっぱいで、毎年、年末の愉しみになっている。円楽さんは高座には上がらないものの、最終日にトークショーをやる予定だったのに、残念だ。

残念といえば、4月に行われるはずだった、伊集院光さんとの福岡で「二人会」が、円楽さんの病気療養のために中止になっていたこと。いつの日か、リベンジで公演してもらえると待っていた。今後、伊集院さんが噺家として活動されるかは分からないけど、福岡の落語好きとしては、貴重な機会を失ったのだろう。

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