暗黒の映画「ナイトメア・アリー」と晴天の花見酒

洗濯とルンバの掃除を見守ったら、奥さまと自転車に乗ってソメイヨシノが満開の百年公園へ。ポップアップテントをセッティングして、ドリンク類が入ったクーラーバックなどを置いたら、その足でTジョイ久留米へ。デルトロ監督の新作「ナイトメア・アリー」を観る。

ディケンズの「大いなる遺産」を思わせる、人間の欲と罪が渦巻き、男が堕ちていく物語。怪しい見世物小屋はまさにデルトロ監督って感じで、これを映像化したくて、1947年に「悪魔の往く町」として映画化されたウィリアム・リンゼイ・グレシャムの原作を再び映画化したんじゃなかろうか。

映画の後はゆめタウンで惣菜類を買って、百年公園に戻って花見酒。映画の世界とは正反対の爽やかな青空の下、薄ピンクに染まった風景を眺めながら美味しい酒を飲んだ。いつもなら、花見酒用のおつまみ弁当を作るのだけど、今回は映画とセットのお愉しみだから簡単に済ませた。

帰宅すると、録画を後追い再生して、大相撲三月場所の千秋楽を観戦。優勝争いしていた3人が本割で全員敗れるという波乱で、優勝決定戦は高安と若隆景。奥さまと同郷で僕の大学の後輩の若隆景が優勝して盛り上がったけど、長年、稀勢の里とともに応援している高安のことを思うと、素直には喜べなかった。

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