映画で心が満たされる体験、ウェス・アンダーソン監督の新作「フレンチ・ディスパッチ」を観た
洗濯をしながら来週分の原稿書きの下準備をして、早めに昼飯を済ませたら、奥さまと自転車でTジョイ久留米へ。ウェス・アンダーソン監督の新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(原題:The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun)を観る。
浮世離れした発想と展開、それを彩る魅力的な俳優たちと、セットと小道具などの諸々。監督の映画の世界に浸ることで、エンドロールが流れる頃には、不思議な幸福感で心が満たされていた。
映像内の情報量が多すぎで、とても1回では作品を把握しきれてはいないけど、それでも十分に愉しめるのが、ウェス・アンダーソン監督の才能であり技量なのだろう。
ティモシー・シャラメさん目当てて一緒に観に来た奥さまは、「やっぱり私には合わない」と、監督作品について再確認したらしいけど(2014年の『グランド・ブダペスト・ホテル』は愉しめたらしい)、癖が強いのでしょうがないのかも。
てっきり、ミニシアター系の箱に行かないと観られないと思っていたので、近場のシネコンで上映してくれたのは有り難いことです。