発注依頼のメールが来ない心配と皮肉なのにリアルに感じてしまう映画「ドント・ルック・アップ」

いつもなら次週の分の発注メールが金曜の夜に届くのだけど、明けて土曜日の昼過ぎても送られてこない。とりあえず、原稿を1本分書き上げ、担当さんに送信するついでに、「いかがでしょうか?」と問い合わせも添えてみた。

このまま遅れると、日曜日はともかく、月曜日も保留で作業ができなくなる。そうすると、水曜日に映画を観に行く計画が組めなくなるので、なんとかしてちょんまげ、というところ。

晩飯後、Netflixで映画「ドント・ルック・アップ」(原題:Don't Look Up)を観る。監督は「俺たちニュースキャスター」など「俺たち~」シリーズのバカ映画から始まって、「マネー・ショート」「ブックスマート」など、コメディの皮を被った社会派の作品を撮っている、アダム・マッケイさんなので信頼は置ける。

俳優陣が無駄に豪華なわりには、作風が薄口なのが気になったけど、アメリカという社会システムの疲弊具合が、そのままブラック・コメディとして映画化された感じ。笑い飛ばせそうなバカ映画のはずが笑えず、考え込んでしまうという罠が仕込まれている。あと、ジェニファー・ローレンスさんのキレ具合が良かった。

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