夏ドラマがそろそろ佳境に


7月スタートのドラマが後半戦(8、9話目)を迎え、そろそろ佳境に入ってきた。主要キャストがCOVID-19に感染して、撮影が中断するなど、相変わらず平常運転とはいかないうえ、裏番組で大運動会を生中継してるしで、苦戦を強いられているドラマが多い。

そんなドラマをいくつか見ていて気づくのが、以前のように能天気に恋愛や青春の群像劇で浮かれてる作品が激減したこと。どれも生き方に迷い、特に正直に生きることの難しさを描いた作品が目につく。

これって、COVID-19感染の影響以上に、他者との関わり方とか、現役世代が抱える悩みが変わってきたせいもあるのだろう。

また、恋愛関係が複雑になったのは、韓国ドラマの影響かもしれないけど、アチラのテンポの早い展開なら違和感ないけど、コチラのぐずぐずしたテンポだと情報が渋滞してしまい、視聴者を混乱させ、まどろっこしいと思わせてしまう。

上っ面だけ複雑にするだけじゃ、中盤で中だるみして、終盤で力技で決着つけることになるんですよね。