梅干しの土用干しと元同僚の訃報

スーパーの惣菜売り場にうなぎを扱った商品が並び、土用の丑の日と謳ったポスターが貼り出され始めた。暦的に土用になったらしので、梅干しの瓶を押し入れから出し、ザルにあげて水気をきり、
竹ザルに並べてベランダに干した。

これから3日間ほど干して、瓶に戻せば、しばらくすると今シーズン分の梅干しのできあがり。来年の春くらいには塩気の角が取れて、美味しく食べられるといいな。

夕餉時、以前働いてた編プロのM社長から、元同僚のOさんの訃報が届く。死因は心臓麻痺で、数年前に心臓の手術を受けたものの、カテーテルが入りきらないと、途中で中断してたんだそうな。

死亡推定日時は6月13日で、発見は7月に入ってからだそうで、ご毒死だった様子。先日亡くなった従兄同様、なんとも胸がザワつく話だ。

自分勝手で、自分の仕事を優先するためなら、同僚を不快にさせてもお構いなしの人だった。いつもイライラしてて、口を開ければ嫌味が漏れていたけど、たまに笑ったときの目がかわいくて、心底からは嫌いになれない人だった。

独立して編プロを立ち上げても、部下や取引先に対して理不尽なことしてたみたいだけど、晩年はどんな暮らしだったんだろう。M社長によると、亡くなる直前までキャバクラ通いしていたらしいので、
あいかわらずOさんらしい暮らしぶりだったのだろう。