弱気な言葉を聞くことの不安と安堵と、

原稿書きの合間、実家の母から電話。今朝、病院まで歩いていったついでに、ちょいと離れた馴染みの和菓子店まで足を伸ばしたら、途中で歩くのがキツくなったという。

昨年末に転倒して、膝から踵にかけて内出血のようアザができていて、骨には異常はなかったものの、痛みが1か月以上残っていた。最近はアザが消えて、だいぶ楽になったと言っていたけど、いざ、歩いてみると違和感があったようだ。

基本、弱音を吐かない人で、コチラから詰めて聞かないと、身体の不調を打ち明けないのに、今回は別件の電話のついでとはいえ、自分から言ってきたのには驚いた。

足元が弱るのは、今後の衰えを思うと不安だけど、自分から言ってくれるようになったのは有り難い。事後報告すると僕が叱ると思っているかららしいけど、なんにしても体調の違和感は早く言ってもらったほうが助かる。

80歳を超えて、衰えていくのはあたりまえ。たまに様子を見に行く程度なので、それを見過ごしてしまう可能性はある。これからは日を追ってそういうことが増えていくのだろう。

なんにしても、これまで以上に様子をうかがう必要がありそうだ。