5か月ぶりの映画のお出かけとアクシデントとヘンテコ映画「ビバリウム」と、

奥さまと西鉄に乗って映画「ビバリウム」(原題:Vivarium、動植物飼養場の意)を観に行く。天神方面で映画を観るのは昨年10月の「異端の鳥」以来。福岡市内でCOVID-19の感染者が増えたりで、出かけるのを控えていましたからね。その間、ずいぶんと観るのを諦めた映画があったっけ。

テクテクと中洲川端の映画館まで歩き、さて、iPhoneに保存してあるQRコードでチケットを受け取りますか、って段階でポケットにiPhoneが入っていないことに気づく

道に落としたのなら音がするだろうし、電車から降りる時、うっかりポッケに入れ損ね、シートの隙間にでも落としたかもしれない。慌てて駅まで引き返し、事務所に遺失物を探してもらう手続き。とりあえず、終点まで着かないと調べられないので、それまで待ってくれとのこと。

ではではと、早足で映画館に戻り、チケットは奥さまのiPhoneGmailにログインし、予約番号と電話番号で受け取っていたので、先に劇場に入っていて奥さまの元へ。

ちょうど予告編が流れていたところで、念のため奥さまのiPhoneの「友だちを探す」アプリで僕のiPhoneの居場所を確認。やはり、西鉄の路線の沿って移動していた。これを最初にやっておけば慌てる必要なかったのに、いざとなると失念してしまうものですね。

映画は、なんというか、ヘンテコというか不条理というか、まるで星新一のSFショートショートを読んでいるみたい。でも、こんなふうに、「これこれこんなふうな映画」みたいに語るのもいいけど、それぞれの胸のうちにベットリと付着したような違和感を愉しむのもいい。

いろんなイロニーの隠喩が仕込まれていそうで、今後、時間が経ったあと、ふとした瞬間に思い出しそう。

映画のあとはパルコの地下に新しく出店したラーメンの有名店で昼飯。本店に比べると脂っぽいような気がして、オッサンの胃には重かったですね。それにしても、地下の飲食店街はどこも行列で、海外からのお客さんがいなくても、かなり賑わってましたね。

もちろん、感染防止対策はしっかりされていたけど、客の方はそれに慣れっこになっているみたいで、やることやってれば大丈夫でしょ、ってな風に見えた。

んで、カルディ、雑貨屋、UNIQLO無印良品などを見て回り、僕は部屋着用のトレーナーを新調。McDonaldで休憩したりして、駅でiPhoneを受け取り、そのまま電車に乗って久留米に戻った。

久しぶりに天神を歩きまわったり、iPhoneを失くしてドキドキして、そのストレスで肋間神経痛っぽくなったりで、疲れちゃいました。まぁ、落とし物をしたわりには、被害はなかったし、ちゃあんと映画も観れたし、買い物も出来たし、良かったですけどね。

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