書けない日
書く予定だった原稿のネタが、担当さんが懸念していた通り、内容が薄く、どんなにこねくり返してもカタチになりそうにない。
諦めてボツにし、次の原稿をに手を付けようと思ったけど、どうやら気力がしぼんでしまったみたい。
空気が抜けたサッカーボールみたいに、ボスんとした感触で、弾んでくれない。
こうなると、若い頃だったら昼間っからビール、酎ハイと、ガブガブと飲んでしまうのだけど、いかんせん、オッサンになると、そのあとのダメージが怖い。
しょうがないので、こっそり偽ビールを1缶だけ飲んで、あとは、ラジオを聴いたり、漫画を読んだり、動画を見たり。奥さまと散歩に出て、牛乳とお安い惣菜を買ったり。
こんなダメな日もあるさと自分に言い聞かせていたら、偶然、テレビのチャンネルをに合わせたEテレで、絵本作家の五味太郎さんのドキュメントをやっていて、見入ってしまった。
どんな方なのか存じ上げてなかったのだけど、なかなかにダンディで、女性のパートナーがいらっしゃるけど、孤高の紳士って感じ。
いろいろと学びの言葉を受け取ることができた。いくつになっても、学べるってことは嬉しいことです。