時短営業か休業か、判断が分かれを眺める飲み屋街散歩

原稿を1本分書き上げ、担当さんに送信したら、蛍川方面へ散歩。飲食店の軒先を眺めながら歩くと、多くの店が7日まで休むという旨の貼り紙。

行きつけの焼き鳥店も休んでいて、休むことを決断した店主や、その間、働くことが出来ないバイトの人たちの生活のことを思うと胸が痛くなる。

一方、営業しているのは、大箱の酒場か、系列店、チェーン店。普段より早めに開けることと、テイクアウトでなんとかしのごうとされている。

そりゃあ、箱が大きくて、店員も多く、家賃も高かったら、1日6万円の保証じゃ足りませんもんね。なんとかしなきゃって気持ちは想像できる。

その中で、全国チェーンの大阪風串揚げ店が休んでいたのは意外。てっきり、昼酒&ランチで対応してると思っていた。緊急事態宣言が延長されたけど、休み続けるのかしらん。気がついたら撤退、なんてことないと良いのだけど。

チラと耳に入る情報では、1日6万円をもらってウハウハな個人営業の小体な店もあるという。その反面、酒屋や氷屋、おしぼりに花、なんていう酒場を支える業種には家賃の一部保証があるくらい、みたい。

それに、もともと9時前に閉店していたカフェなんで、閉めても保証ないし、開けても客が少ないうえに、“自粛警察”や“不謹慎警察”に文句言われるし、たまったもんじゃないだろう。

そこから格差や区別による嫉妬、憎悪が生まれないといいのだけど……。

暖かくなったり、ワクチンが行き渡ったりして、少し感染が収まった頃(いつになるか考えると気が遠くなるけど)、飲み屋街がどんな風景になっているか、不安だ。