半分以上原稿を削ることもある

楽勝と踏んでいた原稿が、蓋を開けてみると面倒極まりない、ってことがある。今日の原稿がまさにソレで、気がついたら恐ろしく長くなっていて、こりゃいかんと、一旦、ノートPCを閉じた。

その間、夕餉の支度をして、大相撲中継を見て、奥さまと軽く晩酌。酔うまで飲む気がせず、珈琲を飲んだあと、再び原稿に向き合い、商品として成立するサイズに修正した。

自分なりの面白さがあって、そっちに走ってしまうことがあるけど、ライターではなく、編集者として見ると、大抵の場合、商品としては成立していない。

長年、雑誌を作る仕事に関わってきて、どちらかというと編集者として働いていた期間が長いもので、自分の原稿でも、そっちから見てしまう。

ライターとしてはキャリアが6年くらいと浅いけど、なんとかやっていけるのは、編集者としても見られる、複眼があるからなのかもしれない。知らんけど、