半年遅れで山の地味をいただく、そして、映画「タロウのバカ」

昨晩、5月に奥さまの福島の実家から送られてきていた干しワラビを急に思い出し、寝る前に25グラム分を沸騰直前のお湯に浸け置きした。

そして朝、ザルにあけて水を切り、昼過ぎまでに2回水に浸す。すっかり膨らんだら、3センチくらいに切って、ゴマ油で炒め、同じくらいに切った油揚げを加えたら、水100ml、砂糖と味醂大さじ半分、醤油大さじ1、顆粒だし小さじ1、酒少々で味付け。汁気が少なくなるまで煮詰めたら出来上がり。

夕餉に小鉢に盛って出すと、、ほんのりとした苦味が塩梅良く、山の地味をいただいている感じ。夏の間は気にもしていなかったのに、肌寒くなってきたら急に身体が欲しがったんですよね。なんなんだろか。


食後、奥さまとAmazon Primeで100円レンタルしてた映画「タロウのバカ」を観る。喪失した少年たちが削られ、さらに喪失していく物語。そこには青春なんかなく、彼岸がいつも側にいる。そして、今の世間にとってタロウは架空ではない。

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タロウのバカ

タロウのバカ

  • 発売日: 2020/02/18
  • メディア: Prime Video