ローカル局新人女性アナウンサー(勝手に)哀歌

TBSの特番「お笑いの日」を見ていたら、今年入社の新人アナ齋藤慎太郎さんと野村彩也子さんがテレビデビューしていた。先週だったか、ラジオ番組のニュースで初鳴きしてて、緊張した声が初々しかった。

4月に入社して、アナウンス部に配置になり、そこから厳しい研修を経てのデビュー。今後はテレビにラジオにと活躍されるのだろう。僕はラジオじゃないと認識できないんですけどね。

そんな新人アナを見ていて思い出したのが、地元福岡のローカル放送局、KBC新人アナ松下由依さんのこと。彼女の場合、6月のラジオが初鳴きで、ずいぶんと早いデビューだと驚いた。

アナウンサーの人数がキー局に比べると少ないってのもあるんだろうけど、即戦力として早くもテレビとラジオにと活躍されている。ちょいとガサツなキャラっぽいけど、そこを魅力として伸ばしつつ、アナウンス技術も磨いてほしいですね。

ただ、引っかかるのが、松下アナが先輩の和田アナと男女コンビを組んでM-1グランプリに挑戦すること。局の公式Twitterで告知されたとき、正直言って目を疑った。

なんで漫才? 朗読会とかじゃなくて? それ、松下アナのアナウンス技術向上に役立つの? 先輩に付き合わされてるだけ? などなど、頭によぎった。

そこで今日の「お笑いの日」だ。かたや、アナウンサーとしてバラエティ番組の臨機応変を学び、反射神経を身に着けようとしているのに、先輩アナと漫才の練習ですかいな。

まあ、松下アナが喜んでやっているなら問題ないんでしょうけど、偏屈なラジオリスナーとしては、こうやってローカル局のアナウンサーはキー局のアナウンサーに水をあけられていくのかと悲しくなる。

TBSの安住アナが「ローカル局のアナと見下している」と公言していることが、ネタに感じられないように。あ、安住アナ自身はガチで見下してるみたいですけどね。