見えている風景が違う

朝から14時くらいまでかかって書いた原稿が、版元さんと芸能事務所の都合でボツになり、ゲン直しを兼ねた暑気払いをしに立ち飲み屋へ。

先客は顔見知りの男性で、既に酒が入っている様子。なんだかんだと会話しても、結局が彼が話したいことを勝手に話してる状態で、いわゆる会話のキャッチボールにはなりそうにない。

会話しているのに会話していないことに呆れ、ちょいと距離を取って話を聞いていたら、最近の天気から、世の中の些末な出来事まで、自分と捉え方や見え方がことごとく違うことに、改めて気づいて戸惑う。

まあ、女性感とか、音楽や映画の好みとか、そこらへんが違うのは当たり前として、生き方の基本ライン、地平線の見え方が違う気がする(ほのめかしすぎかな)。

同い年だし、もう5年くらいの付き合いなのにね。育った時代は同じでも、過ごした土地が違うせいかしらん。有るとか無いとか、正しいとか間違っているとかでは語れないモノ。感性の先にある悟性とか。わからんちんです、