石橋文化センターの白鳥について

昨年末、石橋文化センターに散歩に行ったとき、池に白鳥が2羽いたのに驚いた。シベリアやオホーツク海沿岸で繁殖し、越冬するために日本に飛来したのだろうけど、わざわざ久留米を選ぶなんて、物好きな白鳥もいるもんだ、なんて奥さまと話していた。

しかし、偶然見かけた西日本新聞のWEB記事「池に白鳥、30年ぶり優美な姿 久留米・石橋文化センター」(筑後版/1月28日)によると、2羽はコブハクチョウで、昨年6月に中央公園内にある鳥類センターから譲り受けたとのこと。なんと、渡り鳥として飛来したわけではなかったんですね。

面白いのが、鳥類センターから石橋文化センターに譲渡された経緯で、同じ鳥舎のペリカンと折り合いが悪かったからだそうな。確かに、同じ鳥舎にいて、大きなペリカンが幅を利かせていたけど、まさか不仲だったとは驚きだ。

2羽は高く飛んで逃げ出さないよう、羽の一部を切っているそうなんで、今後はいつも美しい姿を見られるみたい。ただ、餌をあげるとき手を噛まれる恐れがあるので、餌は水面に投げるのがお勧らしいです。

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