アートと映画を愉しむ

久しぶりに奥さまと二人でスーパー「マルキョウ」の朝市へ行き、今週分の食材などを買い出し。福島から送られてきた野菜が大量にあるから、ちょいと控えめに購入。

昼飯後、歩いて石橋文化センターへ。今秋には石橋財団の手を離れ、久留米美術館になってしまう、石橋美術館として最後の特別展を観に行く。今後、日本橋ブリヂストン美術館に引き上げられていくであろう作品が並ぶ、渾身の展示で見応えがあった。管理が市に変わってしまったら、質、量ともに残念な感じになる予感しかないけど、どうなんだろうなあ……。


晩飯後は奥さまとWOWOWで録り溜めといていた映画を2本観る。まったく違うタイプの作品で、その落差も愉しい。



ザ・トライブ Blu-ray

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聾唖社の施設を舞台にしていて、会話はすべて手話で交わされるのだけど、字幕は付いていない。なんとなくのニュアンスを感じながら、聾唖者たちの会話を想像しなければいけない。観る物を試しているような作品。障害者だからこそって話ではなく、道を外しがちな若者たちのお話で、ヒリヒリした痛みを感じる。決して愉快な内容ではありませんよ。



80年代に宇宙へのメッセージとして打ち上げられたビデオゲームの映像、なぜか宇宙人が脅しだと勘違いして、ゲームの世界観そのままで攻撃してくる。それを迎え撃つのは、かつてのオタク少年で、現在は冴えないオッサン。ザッツ娯楽作品って感じで愉しめた。