下北沢の空気みたいな、ゆるーい心地よさに酔う

今朝も朝からイギリスのEU離脱のニュースで持ち切り。ネットでは現地の空気を伝える記事がアップされていて、なかなか興味深い。これって、憲法改正なんかもふくめ、コチラでも他人事ではないような気がしますもんね。

昼過ぎまでパンを焼いたり、図書館に本を返却に行ったり、資料の整理をしたり、雑務をこなし、原稿も書いちゃおうかなんて思っていたけど、予定より早めに天神へ向かう。

今日は19時から、長年の友人である六角さんと徹くんたちのライブがあるので、久しぶりの再会に、なんだかソワソワしてしまっていたのです。あと、ライブ前に気になっていた大名方面の酒場にも、行ってみたかったしね。

そんなわけで、4時頃に天神の駅に着いて、ライブ会場に向かう途中の食堂へ。食事には半端な時間だけど、食堂酒をするにはいい時間。ガラスケースの中に150円〜250円のおかずという名の酒のつまみが並んでいて、まずはそこから茄子のひき肉はさみ天、そして瓶ビール。ハムエッグも食べたかったけど、並んでいなかったので、通常メニューのやつを注文。ケースに並んでいるのは玉子が1個で、注文して作ってもらうのは玉子2個ハム4枚なんです。酎ハイはなかったけど、ウーロンハイがあっちゃんで、注文してみたけど、たぶん乙類焼酎なんだろうな、慣れ親しんだ味わいとは、ちょいと違う。それに、焼酎も関東の安酒場に比べると上品な量で、酔える感じがしない。そんなわけで、福岡の酒場らしく、焼酎を注文。雲海のロックはたっぷり入っていて、飲みごたえあり。お店の方の接客も雰囲気も柔らかくて、いい気分で愉しめました。ついでに行った、近場の角打ちも、これまたアタリで、天神に行く愉しみが増えたってもんです。

ほろ酔い加減でライブ会場に着いたのは開場時間の18時半。満席で60人くらいかな、こじんまりしたスペースで、ドリンクのビールがカップではなくプレモルの小瓶だったのも嬉しい。

ステージは共演のバンバンバザールの二人も楽しかったし、六角さんはちょいと喉の具合いが悪そうだったけど、相変わらずの味わいで歌がしみる。特に今回は聞き慣れているはずの「人生二番底」と「本当のうた」が響いたなあ。なんなんだろね、以前より素直に、剥き出しに聴けているのかな。

ライブ後は打ち上げに混ぜてもらって、近場のお魚系居酒屋へ。どれを食べても美味しくて、お酒もお手頃価格。今日は酒場運に恵まれていたみたいですね。そんで、酒以上に良かったっていうか、嬉しかったのは、皆さんとの会話の楽しさ。まー、くっだらない話をたっぷりしました。昨年、下北沢へ戻ったときも思ったけど、くだらない話で盛り上がったり、ゆるゆると付き合ってくれる友だちって、本当にありがたいもんです。嬉しくなりすぎて、終電を逃してしまったけど、ネットカフェで始発まで休憩できたから大丈夫。


あ、ネットカフェに行く前に、天神から中洲川端あたりをウロウロ徘徊して、どこも満室でラブホに入れずウロウロしているカップルを観察したり、深夜の櫛田神社でお詣りしたり、中洲川端の山笠を見物したり、280円の博多ラーメン食べたりしました。