スーパーで小梅を見かけるようになった、ラッキョウはいつかな

昨晩から雨が降り続け、風が冷たい。半袖でも大丈夫だった昨日とは打って変わって、昼過ぎに奥さまと六ツ門方面へ買い物に出たとき、パーカーを上に着ないと寒かった。明日になれば天気は回復するらしいけど、雨が多い5月だ。

沖縄と奄美地方が一週間くらい遅れて梅雨入りしたらしい。雨は降っていたのだけど、決定打がなかったから遅れたみたいだな。沖縄といえば、先日、『泡盛の文化誌』という本を読み始めたのだけど、それに合わせたように、沖縄の酒税軽減が見直されるかもしれないっていうニュースが流れてきた。

「泡盛業界、正念場 沖縄の酒税軽減、見直しも?」(朝日新聞)
沖縄県は15日、本土復帰から44年を迎えた。沖縄では復帰以降、本土との格差対策などで様々な特例が講じられてきた。5年ごとに延長されてきた泡盛やビールへの酒税軽減措置もそのひとつ。期限切れが来年に迫る中、業界は正念場を迎えている。
酒税の軽減は復帰特別措置法に基づき、1972年5月15日に始まった。復帰前の琉球政府が税率を低く抑えていたことに対する激変緩和措置。対象は県内出荷分に限られ、地元メーカーが県内市場で生き残る「力」になってきた。
現在の軽減率はビール20%で泡盛35%。酒税が77円かかる350ミリリットルの缶ビールは、沖縄では約15円低くなる。アルコール30度の泡盛だと、一升瓶で本土より189円軽減される計算だ。復帰から14年までに、1225億円の酒税が減免された。

酒税が本土並みになったら、沖縄の泡盛は生き残ることができるのだろうか。今後、合併、閉鎖する酒蔵が出てくるかも。夏っぽい気候になってきたから、そろそろ泡盛を飲み始めようかな。なんの力添えにもならないけど、さ。


泡盛の文化誌―沖縄の酒をめぐる歴史と民俗

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