地震被害の規模と範囲が拡大していく

14日に揺れたときは震度7の割には被害が少なくて、呑気にとらえていたのだけど、昨日未明の大きな揺れで、熊本市益城町、南阿蘇村などが大きく崩れた。特に熊本城の瓦屋根が落ち、石垣が崩れた姿は衝撃的だった。さらに、大分などに震源地が拡散して、被害地域も広がっていった。それにともない、亡くなった方も増えていき、これは大震災だったのだと、改めて思い知らされた。

久留米は熊本が大きく揺れても、さほど揺れることなく、震度1程度の余震がたまに来るくらい。油断はできないけど、日常の生活を取り戻しつつある。実家の母への電話は、不安な気持ちで落ちこむことがないよう、毎日かけるようにしているけど、水道が冬の大雪の時みたいに濁っているらしい。水道管が古いですからね、復旧するまで時間がかかるかもしれない。大型連休前に顔を見に行った方がいいだろう。

いつものようにスーパーの日曜朝市に行ったら、普通にお得価格に野菜が並んでいるし、必要以上なまとめ買いをしている人を見かけることはなかった。あの日の東京みたいに、ヒステリックになってはいないみたいでよかった。駅ビルのスーパーでペットボトルのまとめ買いをしている人がいたけど、それは熊本へ援助物資を送るためのものだったみたい。皆さん、ヒトゴトだとは思えないんだろうな。

作業は昨日の酒のダメージが残っていて、山口酒造から戻ってきて、勢いついて飲みに出てしまったことを後悔。編プロから送られてきた素材をチェックして、ニュースサイトの原稿書き。