散歩の愉しみは桜からツツジへと

お仕事はお休みにして、奥さまと昼飯後、自転車に乗って映画『ルーム』を観に行く。アカデミー賞の主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンさんの剥き出しの演技、そして息子役の少年の美しくて可愛い演技が素晴らしく、胸に迫った。監禁生活によるPTSDの描き方が中途半端かな、とは思ったけど、これから自分という存在を知り、向かい合っていくであろうと想像させる、ラストの母と子の姿は良かったな。

映画館への行き帰り、自転車で通った百年公園は、先日の花見のときの風景とはガラリと変わっていて、桜からツツジへと盛りが移っていくところ。ポカポカ陽気の日に酎ハイセット持ってピクニックしたくなった。稲田堤の「たぬきや」みたいには天国とはいかないけど、川べりを自分だけの酒場に仕立てることはできそうだ。