雨の中の唄者の声
朝からニュースサイトの資料整理、原稿書き。あまり集中できず、というか、なんだろ、この疲労感……
現実逃避して夕餉用のカボチャのシチュウと作ったりして、空模様が気になったけど、自転車で市役所隣りの両替町公園へ「くるめ街かど音楽祭」の中孝介君のライブを観に行く。
彼の唄声を初めて聴いたのは、奄美の唄者の大先輩である、朝崎郁恵さんのライブの時だった。サポートとしてステージに参加していた中君を嬉しそうに、愛しそうに紹介する朝崎さんが印象的だった。唄者としては、これからって感じだったけど、その唄声の素晴らしさにはビックリ。その後、奄美民謡ではなく、オリジナル曲で勝負することになり、森山直太朗が提供した『花』がヒット。台湾の映画に出演して、劇中で唄ったり、いろんなシーンで見かけるようになった。
そんな彼が久留米の音楽イベントになんで参加したかったいうと、彼のMCによると、同じステージでパフォーマンスを披露した、久留米のガールズバンドとレーベルメイト、つまり所属会社つながりだったそうな。かなりタイトなスケジュールで、久留米ラーメンも食べる間もないとも言ってましたね。
開始45分前に会場に着いたけど、テント内の座席は9割くらい埋まっていて、なんとか端っこの席を確保。途中から雨が降り出してきたけど、ステージは30分プラスのアンコール曲で、あっという間。ちと、唄が喘ぎ気味になっていたけど、難しい曲ですからね、ベストの状態で唄うのって大変なんだろうな。