近場もなかなか良いのです

連休最終日は疲れが残らないようにしたいし、雲行きが怪しいので、奥さまと近場の石橋文化センター内の美術館にて、コレクション展示「ちょっと気になる 絵のまわり」を鑑賞。絵画だけでなく、それを縁取る額縁にも注目したコンセプト。今回は新築工事に伴う長期休館に入っている、日本橋のブリヂストン美術館の所蔵品が観られるのもお愉しみ。マティスの初期から後期まで、コンパクトに観られたのが良かったし、額縁まで自作していた藤田嗣治の作品もカッチョよかった。あと、久留米生まれの画家、坂本繁二郎のほわっとした色合いの作品、特に「鶏卵」はシンプルながらも表情豊かで惹きつけられた。
文化センターの花壇のオレンジ色のケイトウもキレイだったな。

夜はWOWOWで撮り溜めておいた映画『ディス／コネクト』観る。冒頭、主人公が好きなミュージシャンを訊かれ「シガー・ロスとレディオヘッド」と答えるのだけど、なぜか字幕にはシガー・ロスしか入っていなくて、モヤモヤしてしまったけど、編集がスリリングで面白かった。スカッとする映画ではありませんけどね。ネットを介したコミュニケーションの危うさが表向きのテーマなんだけど、その奥に宗教っぽいけど「（まず、なんであれ）神が与え給うた現状を愛せ」なんてメッセージを受け取ったような気がする。

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