上々颱風はやっぱり素敵な楽団だなあ

G社のWさんからニュースサイトの企画書はまだですか、とメールが来ていたので、ウーンウーンと頭を振り絞ってネタを出す。しかし、薄ピンク系の記事をコツコツと積み上げてきて、ようやくカタチになってきたサイトを「アクセスが増えてきましたね、では予算をつけましょう → サイトを拡大しましょう → じゃあ、人気のネタ系サイトっぽい記事も入れましょう → とにかくネタを集めなきゃ」って流れで、大風呂敷を広げてしまうのは、いかがなものだろうか。そりゃあ、お仕事をいただけるんだったら、ご要望とあれば、僕が書ける記事であれば、喜んで請けさせてもらいますけどね。なんか、もったいないなー、とも思う。ニュースサイトに限らず、WEBの記事、企画ってのは、広告で収入を得るわけなんで、どこに向けて発信するのか、誰に読まれたいのか、ってのを雑誌よりもしっかりと狙いを付けていかないと駄目らしいですからね。雑誌の編集者がWEBをやる場合、一度、頭の中をガラッと入れ替えるっていうか、発想の転換をしないとイカンのだろうな。


夜、テレビをつけたら映画『平成狸合戦ぽんぽこ』をやっていた。スタジオジブリファンの方からは、良い評価をあまり見たことがない作品なんだけど、声優陣に志ん朝、小さん、米朝文枝と人気の落語家を使ったりして、観ようによっては贅沢な作品なんですけどね。それに、なんといっても、音楽を担当してるのが上々颱風だってのがいい。エンディング曲の『いつでも誰かが』はもちろん、作中の愉快な音楽も上々颱風の魅力たっぷり。ほんと、サントラだけでも聴く価値ありですよ。現在、活動停止しているけど、いつかまたライブを観られないものだろうか。紅龍の体調次第なのかなあ……