あの大事故から30年
夜明け前から雨が降っていて、雷が遠くで鳴り続けていた。母親と大牟田のお寺で待ち合わせする予定だったけど、電話して明日に延期。引きこもってニュースサイトの原稿を書いて、納品。これでしばらく盆休み状態になるのだけれど、この間に溜め込んでいたネタの原稿を書いておこうかな。
テレビやラジオでは御巣鷹山の事故を振り返る番組をやっていた。あれから30年。あの時、学生だった僕は日本テレビの報道フロアでテロップを打ち込むバイトをやっていて、夜のニュースを終えたら帰るシフトだったのを、緊急で朝まで働いた。その間、被害者の名前が続々とあがってきて、最初はカタカナだったのが、次第に漢字になっていき、事故のリアリティが増していった。画面では小林完吾さんが抑えた調子で伝えていたっけ。
ちょいと不謹慎だけど、徹夜で働くスタッフのために夜食が差し入れされていて、そこで僕は初めて万世のかつサンドを食べた。ビックリするくらい美味かったなあ。