地鶏を満喫

この2日ほど寝苦しい夜が続いていたけど、今日は午前2時くらいから涼しい風が吹き込んできて、6時頃に目が覚めたのに、二度寝してしまう心地よさだった。扇風機の風にずっと当たっていると、身体が疲弊して夏バテしそうになるから、こんな感じだと助かるなあ。

朝からニュースサイトの原稿を書いて、夕方に納品。夜は奥さまと久留米の夜市へ。いつもは閑散としているアーケード街に出店が並び、こんなにいたのかってくらい、子供たちで賑わっていた。今でもクジとか射的とかって人気のようで、行列ができていた。
出店の中には、焼き鳥、焼きそば、たこ焼きなど、ビールのお供になりそうなのもあったけど、いかんせん、落ち着いて飲めるようなスペースがない。雑踏に揉まれながら、飲み食いするのではなく、酉の市みたいに、飲食用の席があるといいのだけど、テーブル席がちょいとあるだけで、アテをいろいろ買ってきてビールでも、ってな気にはなれない。どちらかっていうと、夜市は子供のためのイベントみたいですね。

そんなわけで、前から目をつけていた酒場「炭火焼 ひら田」に電話して、カウンターが2席空いているとのことだったので、福銀裏の路地を通って飲みに行く。店の前は焼き鳥の煙で、近所から苦情がくるのではと心配になってしまうほど、モクモクと煙っていて、店内に入ると今度は鶏もも肉を焼く火柱があがっていてビックリ。まるで吉祥寺の「いせや本店」みたいに煙っているので、燻されながら飲むことを覚悟した。
まずはビールを注文して、いろんな地鶏料理をセレクト。お通しは、お馴染みの生キャベツ。地鶏ユッケは軽く炙られていて、どちらかというと、鶏タタキのユッケ風かな。コリコリした食感と久留米にしては甘さ控えめなタレが好み。串物はレバーととりみ(たぶんもも肉)、つくね、ベーコントマト巻き。どれも焼き具合がよく、肉の味がふくよか。ベーコントマト焼きは1本230円とお高いけど、プチトマトにチーズ、大葉が巻かれて、手が込んでいた。これには奥さまも納得だったみたい。南蛮揚げは肉の下味が薄く、衣が固めだったけど、これもアリかな。締めに食べた塩ダレ焼きそばは肉に甘めの下味がしっかりついていて、酒のアテにもなる心強さ。二人で島美人のボトルを半分飲んじゃいました。満足満足。