奥さまととんこつラーメン

朝から昨日の続きで、編プロAから請けたネームを2本書き上げ、納品。

作業の途中、奥さまと一緒に昼飯を食べに「大砲ラーメン本店」へ。彼女がイメージしているとんこつラーメンに比べると、久留米で食べるとんこつラーメンはアッサリしているそうで、どうにも違和感を感じていたらしい。たしかに、僕も高校生の頃に食べた久留米ラーメンはもっとコッテリしてたような気がするんですよ。大牟田のとんこつラーメンも炭鉱労働者がいなくなってから、食べる毎に味がアッサリ系に変わってた店があったし、久留米の味にも変化があったのかもしれない。
そんなわけで、昔ラーメンって名前のラーメンを出している「大砲ラーメン」に連れて行ってみたわけです。
で、どうだったかというと、奥さまは「たしかにコッテリしてるけど、味が足りない」そうな。テーブルの備え付けの薬味をいろいろ入れたら、なんとかイメージに近くなったとか、スープがヌルいとか言ってた。
たしかに関東の醤油ラーメンに比べると、ヌルいかもですね。でも味に関しては、彼女は東京でとんこつラーメンを食べていたシチュエーションに関係がありそうな気がしてきた。お酒の飲んだ締めに食べていたからじゃないか。つまり、酔っぱらいの味覚フィルターがかかっていたんじゃないか、と。彼女が今のところ一番美味しかったと言う久留米ラーメンは、お酒を飲んだ時の締めに食べた近所のラーメンなんですよね。
ちなみに、この半年、シラフで食べたとんこつラーメンで一番美味しかったのは、博多駅にある「博多めん街道」の「博多 一幸舎」で、生涯で一番美味しかったとんこつラーメンは熊本の有名店で食べたマー油入りラーメンなんだそうな。

今度はアッサリしているけど、豚骨の味わいが深い「沖食堂」あたりのラーメンを食べさせてみようかな。