奥さま受難

奥さまが職場から帰宅すると、暗澹たる表情でため息。腰の調子が悪くなったのかと思ったら、同僚とのトラブルらしい。いや、トラブルっていうより、イチャモンつけられたって感じ。

同僚の女性は最初の印象こそヤル気があって皆を引っ張ってくてそうな雰囲気だったのだけど、しばらく一緒にいるとやたらに周りのスタッフや会社の批判というか悪口を言うので、デリカシーのなさを感じていたらしい。その彼女の批判の矛先が今日、奥さまに向けられ、挙句の果てに他のスタッフも彼女に同調して、結果、奥さまはボッチになってしまったそうな。
嗚呼、なんて発言小町、もしくは2ちゃんのまとめサイト的な案件…。
彼女が奥さまに批判的になった案件は、たしかに求人の条件的には問題があったのだけど、それを補える資格を持っていたため、承知で会社に採用されているので、お門違いも甚だしい。たしかに、現場から見れば、ちょいとお荷物に感じるのは確かかもしれないけどさ。いずれは職場の利益になる力を発揮できると思うし、そのための資格や経験がありますからね。もちろん、夫である僕の贔屓目ですけど、ええ。
彼女は「素晴らしい職場にしたい!」と息巻いて、厳しくスタッフや会社を批判する他、お菓子や職場の飾りを手作りして持ってきているそうだが、素晴らしくしたいんだったら頑張りどころはソコじゃないでしょ、と奥さまには思えてしまうそうだ。
まあ、奥さまの言葉しか聞いていないから断定はできないけど、聞いた分だけで想像すれば、件の彼女はちょいとクレイジーな症状があるのかも。そんで、それに同調して盛り上がっている青年Aってのは可愛いお馬鹿さんって感じ。 
「なんだか上から目線ですね」って揶揄されそうだけど、些細な事まで聞くにつけ、そう思ってしまうんですもの。
こういう人は地方だ東京だ関係なしに、いらっしゃいますからね。「東京モンがコッチんモンを馬鹿にしとる」ってわけじゃあないです。


僕はといえば、編プロから素材が届くのが予定より遅れてしまったのは、もはや平常運転。昼過ぎまで酒場記事を再編集&更新して、夕方、大相撲のテレビ観戦を我慢してネーム書き。夕餉前に1本、風呂に入る前に1本納品。


漫画『TOKYO TRIBE2』(井上三太)6〜12巻読了 暗闇での戦いの描写、凄かったな