ずぶ濡れ回避

午前中はB誌の企画頁用作品をリストアップして担当さんにメールで送信。先日のコンビニ売り単行本を企画書が文字化けしていたらしいので再送信。
空模様が怪しかったけど、昼前に自転車で中野方面へ。念のため、防水スプレーを吹きかけ直したパーカーを持っていく。メーカーで素材を借りるついでに、今後の雑誌仕事について広報さんと雑談。休刊のことは編プロや僕みたいなフリーランスからは報告があったけど、編集部からはないのだそうだ。以前みたいに広告を出すことも減ったし、素材の貸出しも外注を経由するから、しょうがないのかもね、なんて話した。
こうやって素材を借りに行くのも残すところ、あと1回だけとなってしまいそうだ。思い返せば、27年前に版元で働くようになってから、ず〜っと続けていたのが、この「メーカーまわり」と呼ばれている、素材を直接借りに行く業務だ。最近はメール1本で済んでしまうメーカーさんの方が多いけど、広報さんと顔を合わせていると、仕事と関係ない雑談をしつつも、新作に絡めた紙面構成や企画が生まれたものだった。これも、アナログ仕事として過去の遺物になってしまったのかな。

環七を北上するときにポツリと来て焦ったけど、帰りは雨どころか日差しがでてきて、ちょいと油断して鍋屋横丁の大勝軒で野菜つけ麺を食べて帰宅。

シャワーを浴びて、ラジオを聴きながらボンヤリしていたら、にわかに空が暗くなり、西方から雷の音。その10分後には大粒の雨が凄い勢いで落ちてきた。いやはや、危なかった。TwitterのTLを覗いたら、仙川や三鷹あたりでは雹が激しく降ったらしい。これは梅雨の気象現象ではないよなあ。

夕方、日曜日の夜に電話をいただいていた編プロのMさんからメール着信。予想通り、苦笑い級のギャラ設定と業務内容だった。それでも、今の僕には有り難い話なので、現在の状況などを伝えるメールを返信。スケジュール的にアチラの希望通りにはならないのだけど、どうなるかな。


漫画『サタニック・スイート』(ヤマシタトモコ)読了

サタニック・スイート (アフタヌーンKC)

サタニック・スイート (アフタヌーンKC)

女性漫画家が描いた男子高校生を主人公にした漫画はいろいろあったけど、プチフラワーで1983年頃に連載されていた吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』が面白かった。この単行本には投稿作品で雑誌未発表だったのが3本あって、その中の「イナズマ」もなかなか良かった。