使用前の準備は大切、
曇天、たっぷりストレッチしてウオーキング。まだ腰に違和感が残っているし、本調子ではないけど、ようやく足がスイスイ前に出るようなった。足腰の筋肉が回転している感じ。
ただ、気分良く50分くらい汗を流したけど、まだ足腰に残る疲労感が以前よりも重い。調子に乗ってヤリすぎないよう注意しよう。
今日は在庫分のMB誌用素材チェックをやってもよかったのだけど、気分の乗らなかったので、台所まわりの懸案事項をクリアすることに。
まずは実家の母親から送られてきた安納芋を使って菓子を作る。全部で12個くらいあって、焼き芋にして食べていたのだけど、さすがに飽きてきた。そこで焼いて冷蔵庫にストックしていた残り2個を裏漉しして芋餡状にし、牛乳とバターを鍋で混ぜながら火を通し、あら熱が取れた所で卵黄とバニラエッセンス、シナモンを混ぜる。このまま焼いても美味しいかなとか思ったけど、冷凍庫にパイ生地があったので半分に切って擦り棒で伸ばし、芋餡を挟んでフォークで周りを閉じ、少量の水を加えた卵黄の残りを上面に塗ってオーブンで焼いた。美味しそうなスイートポテトの出来上がりですよ。初めて作った割りには、なかなかではないかな。
お次は昨日買った土鍋の下準備。実際に使い前に薄めの粥を作り、デンプンで細かい気泡の穴を埋めて水漏れ防ぐ。これをやっておかないと煮えが悪かったりするそうな。
鉄フライパンの焼き付けもそうだけど、使う前にしっかり手をかけておくことが、快適に、そして長く使うために大事なんですねえ。うふふ。
晩飯後、DMM.comで借りた映画『カティンの森』を観る。2009年に公開(本国のポーランドでは2007年公開)されたアンジェイ・ワイダ監督に作品。カティンでの大量殺人の秘密を明らかにしながら、ソ連とドイツの二国に翻弄されていたポーランドの人々を描いていく。
ワイダ監督、80歳の作品だけど、切れ味は錆びていなかった。ドキリとするような絵作り、人々の交差のさせ方は『灰とダイヤモンド』などを思い起こさせる。
寒々しい映像が素晴らしくキレイだと思ったら、撮影は『戦場のピアニスト』の撮影監督、パヴェウ・エデルマンなんだそうな。納得。