浅倉久志さん、亡くなる、
SF小説の翻訳家で知られる浅倉久志氏が2010年2月14日、心不全で死去していたことがわかった。79歳だった。浅倉氏はカート・ヴォネガット『タイタンの妖女』や、フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』などの翻訳者として知られる。
訃報をTwitterで知る。学生の頃、貪るように読んだF.K.ディックやK.ヴォネガットの翻訳はほとんど浅倉さんだった。ディックの短編集を読むと、浅倉さんの訳は他の翻訳家の訳より洗練された日本語のように感じていたっけ。