言いづらいことを言う

原稿を1本書き上げたら、西鉄の急行電車に乗って大牟田へ。ダイヤ改正で平日のこの時間帯は特急がなくなったので、新しい時刻表にまだ慣れていない。

実家で老母の買い物の手伝いや、ストック用の惣菜を作りに行ったのだけど、これまで避けていたお金の話もしてみる。年金のこと、貯金のことを、明らかに嫌そうにしているけど、少しずつ聞き出す。

本当は父親の退職金がけっこうな額で残っていたはずだったのだけど、亡弟が東京でしていた借金返済で、ほとんどが消えてしまっている。これだって、亡くなってしばらくして知ったことで、そういうのは早く教えてくれよとボヤいたことも。

結果、年金は父親の遺族年金を含め、それなりの金額を受け取っているけど、貯金はほとんどないという。

それなのに、買ったものを僕ら兄弟に持って帰らせたり、近所の人にホイホイと渡す習性は相変わらず。祖母に似たのだと言い訳しているけど、それで済む話じゃない。

健康にその日暮らしが出来ているぶんはいいけど、大病で入院したり、介護施設に入ることになったらどうするのか。それは、彼女は一番嫌がる、人に負担をかけてしまうこと。つまり、負担するのは僕と末弟になるのだと、つい、強い言葉で行ってしまった。お金のことに言及するのって、本当に難しいですね。

渋々とだけど、聞き入れてくれたものの、ヤルことが極端な人なので、過剰に節約して、それがストレスになっても困る。とりあえず、半分くらい減らしてくれろと説得したけど、そういう訳にはいかないんだろうなぁ。