悲しい知らせ

昨晩はてっぺん超える時間まで飲んでいたので、目が覚めると酒のダメージが残っている。ボンヤリした状態で起き出すと、奥さまが「今日はコンビニでおにぎりを買うから、弁当は作らなくていいよ」と優しい気づかい。

これであと少し寝られると、ベッドに戻ろうとしたら、スマホのニュースサイトを見たらしく、奥さまが「たまむすび」が終わるらしいという。わけが分からず、慌ててTwitterで“#tama954"を検索すると、日刊スポーツが報じているらしい。

誤報だと思いたいけど、伊集院光さんの朝のラジオが終わるときも、スポーツ紙が先行して報じていた。リーク情報だとしても間違いないのだろう、なんて意気消沈してTwitterのTLを眺めていたら、ジェフ・ベックさんの訃報が目に入る。

国際フォーラムで観たライブは、圧倒的なセンスと技術に痺れまくった。中学生のとき、親戚の兄ちゃんにアルバムを聞かせてもらったときは、ボーカルが入っていなくて損した気分で、そのカッコ良さに気づいたのは高校生のときだった。

頭の整理がつかないままシャワーを浴びて、なんとか気力を復活させたけど、今度はネットゲリラの川本耕司さんが亡くなっていたことが、TwitterのTLに流れ始めた。僕ら世代の雑誌好きの一部には、カリスマ的な存在だった人だ。嗚呼、なんて日なんだろう。

午後1時、TBSラジオを聴き入る。赤江さんは冗談話を交えつつ、番組をやめる理由を自分の言葉で話してくれた。今年6歳の娘さんのためならしょうがない。でも、いつか、子育てが落ち着いたら戻ってきて、再び僕らに声を届けて欲しい。この2年ほど、TBSラジオがどんどん寂しくなっている。

赤江アナは番組終了の理由について、「(木曜レギュラーの)土屋(礼央)さんとの音楽性の違い」とボケつつ、「本当に大好きでありがたい場所だった。(一番は)6歳の子供です。まだ時計も読めないけど、小学生になると読めるだろうけど、まだ時間軸の概念がない。そんな時に、もうちょっと一緒に過ごしたいなと。ずっと生放送の帯番組だと、放送が中心の生活になって、気づいたら何年もたってしまっていた。子供もこんなに大きくなってしまっていて。仕事の量をちょっと減らして、ここで帯は終わらせていただきたいなとなったわけです」と明かした。

その上で「やりたいことはたくさんあるし、この番組をここまで育ててくれたTBSさんとか、リスナーさんと一緒にいたいという思いはものすごくあるんだけど、それでもやっぱり今やらなければいけないことの『第1位』、と言われると、ちょっとね…子供みたいなね、感じがありまして」と率直な思いを語った。

赤江珠緒 子どもと「もうちょっと一緒に過ごしたい」TBSラジオ「たまむすび」3月終了を報告 - 女子アナ : 日刊スポーツ