再会と塩対応

原稿を書き終え、テクテクと歩いて諏訪野町のスーパーへ。15日は55歳以上はお安い日のうえ、インスタントコーヒーなどの特売品がいろいろあって、エコバッグいっぱいに買い物して、ホクホクと家路についた。

すると、3号線に出る前にスーツ姿の男性に声をかけられる。角打ちの常連さんかな、と、足を止めたら、高校の演劇部の同級生、Nくんだった。彼は公務員なんで、近くの某役所に赴任していても珍しくない。同窓会以来だから9年ぶりくらいになるのかな。

懐かしい顔合わせなんだけど、実を言うと、演劇部の同級生で1番話しが合わなかった人なんですよね。彼が面白いということに同意できなかったし、理解できなかった。それはたぶん、彼からにしても同様だったのだと思う。

さらに、数年前、小学校からの付き合いのTくんが、職場でのイロイロがあって良く思っていないという話を、演劇部の女性から聞いていて、マイナス要因が増加していた。

そんなわけで、話しかけられても妙な塩対応になっていたと思う。だって、近いうちに飲みに行きたいね、なんて言われても、別に行きたくないし、でも、突き放すのも悪い気がして、生返事してしまった。

赴任してきて1年以上経っているのに、ようやく顔を合わせたぐらいなんで、また合う可能性は低いだろう。それでも携帯に電話がかかってきたとしても、登録してない電話だから出ることもないだろう。