鰹のタタキを食べたかったのに……

夕方、原稿を1本分書き上げたら、自転車に乗って諏訪野町のスーパーへ。先日、奥さまの実家から自家製のニンニクが送られてきて、これに合わせるならって、鰹のタタキを買いたかった。

しかし、魚売り場に並んでいたのはサク1本で、僕ら2人で食べるのには大きすぎる。半分に切ったやつがあれば良かったのになぁ、なんて思いながら、ストック分の食材なんかを買って帰宅。

そして、諦めきれず、歩いて駅近くのスーパーへ行ったのだけど、僕の期待は粉々に打ち崩された。そう、土用の丑の日が近いってことで、いつもならお刺身が並んでいる場所に、ズラリとウナギの蒲焼が並んでいるのだ。

動揺しつつ、その横の売場を見たら、いつもの半分の面積しかお刺身が並んでおらず、悲しいかな、鰹のタタキの姿を見ることはなかった。

ウナギって絶滅危惧種じゃなかったの? なんであんなに派手に消費させようとしてるの? 以前よりかなりお高くなったのは、量が減ったせいなんだろうけど、そんなレベルではなく、ウナギが捕れる量は減っているはずなのに。

土用の丑の日だけでなく、食をイベント化させて売り場を占領するのは、本当に困ったものなのです。