値上げの波が庶民派スーパーにも押し寄せてきた

原稿書きの合間、雨が降ってくる前にと、自転車で野中町のスーパーへ。水曜日の特売品を中心に、お安くなっている季節の野菜などのカゴに入れる。

商品棚を巡っていて驚いたのが、乾麺のラーメンの棚で、以前はうまかっちゃんや、サッポロ一番が5袋で298円だったのが、338円になっていたこと。これまで、他のスーパーより安値で勝負していた店だったけど、さすがに我慢できなくなったようだ。

結果、お会計が、僕の感覚よりも2割増し近くて、節約しながら生活することの難しさを実感した。まだ、給与や原稿料の収入がある僕ら夫婦は、もそっとなんとかしよう、なんて思えるけど、年金だけで生活している老人は大変だろう。

先日観た、映画「PLAN75」じゃないけど、生きるか死ぬかの老後を迎えるなんて、80年代には想像もしていなかっただろうに。社会保障ってシステムは、この国には機能しなくなってきたのだろうか。それじゃあ、映画そのまんまじゃないか。