母親の大学病院通いの付き添いと心配事

少し早起きして母と駅の改札前で待ち合わせ。加齢性黄斑変性症の治療のため、大学病院通いに付き添う。バスの中で、最近、ますます物忘れが激しくなったと嘆いていて、まあ、ボケ具合にも波があるからね、そんなに気にしなくても、なんて相槌を打っていた。

しかし、診察で眼底の検査をした直後、眼科医の質問に答えず無言だったとき、母の状態が心配になった。眼科医の指示通りに眼球を動かすことに、集中していたせいかもしれない。しかし、目の前の眼科医の言葉に気づかないとは……

同じことを繰り返して話すとか、会話が成立しないなんてことは、既に日常事として受け入れているけど、今回のことはショックというか、先のことが心配になる出来事だった。しばらくは見守るしかないのだろうけど。