初めての博多どんたくと映画「カモンカモン」の優しさ

奥さまと映画を観に、西鉄に乗って天神へ。大名で見つけた、魚も肉も美味しそうな居酒屋で昼飯を済ませ、軽く地下街を雑貨屋を覗いてから、中洲大洋へ向かった。

すると、いくらCOVID-19感染予防の規制がなくなったとはいえ、大きな通りの人手が多すぎ。そうでした、今日は博多どんたくが3年ぶりに開催されているんでした。ラジオで言ってましたもんね。

劇場に向かう明治通りは、パレードのゴール前のメインステージみたいな感じで、たしか、一般の観覧は控えるようにラジオでアナウンスしてたけど、観覧客でごったがえしていた。まぁ、そんなの始まったら聞く耳ないよってことなんでしょう。

立ち止まってみるのは禁止のはずが、道路沿いに座って見物スポットを陣取ったり、華やかな衣装のパレードを楽しむ気満々。これで夏の山笠も開催されたら、凄い人出になりそう。迂回しつつ、久しぶりに行き交う人々をかき分けるように歩いたけど、早めに出てきて良かった。

ホアキン・フェニックスさん主演の映画「カモン カモン」(原題:C'mon C'mon)は、「人生はビギナーズ」や「20センチュリー・ウーマン」などのマイク・ミルズ監督作品。ラジオジャーナリストのジョニーが、ちょっと変わった9歳の甥のジェシーと共同生活を始めるってお話。

普通であることに疑問を呈しつつ、不完全なこと、欠損していることを受け入れようとする。他者について思いやり、想像しようと思わせる、厳しくも優しい映画でした。

www.youtube.com