マスクなしで出歩ける開放感と居心地の悪さ

ヒノキ花粉の飛散量のピークを超え、ようやく窓を開けっ放しにできるし、マスクなしでも外を出歩けるようになった。ただ、マスクなしでは世の中に参加できないご時世が続いているので、散歩の途中、駅近くになるとマスクしてないと肩身が狭い。

先週末、アメリカのカリフォルニアで開催された野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2022」の中継をYou Tubeで見ていて、マスクなしどころか、コールアンドレスポンスの歓声をあげ、楽しそうにしている観客の姿に幸せな気分になりつつ、これは同じ時代、同じ世界なのかと愕然とした。

海の向こうと僕たちの世界の違いはなんなのだろうか? 今のフェーズは感染予防から、ワクチンによる重症化予防に移行していると僕は思う。でも、この国の空気がそれを許さないようだ。医療機関や保健所の体制は他の国に比べて貧弱ではないと思うのだけど、何が遅れているのだろう。