キャッシュレス決済アプリ「AEON Pay」の問題と氷上のチェスの魅力

原稿を2本分書き上げて担当さんに送信したら、夕餉の支度の前に歩いて諏訪野町のスーパーまで。途中で財布を忘れたことに気づいたけど、iPhoneのアプリで支払いできるから取りに戻らなかった。

んで、グリーカレー用の茄子や筍の水煮なをカゴに入れ、レジで会計。セルフの支払機でアプリを使おうとしたら、バーコードに反応しない。このアプリは半月ほど放置すると、アカウントとパスワードを入力せよと再ログインを求めてくるので、「指紋認証の存在意味は無視か?」とため息をついた。

しかし、よく見るとアプリの画面の様子がいつもと違う。なんと、再ログインどころか、クレジットカードの情報を入れろと言っているのだ。つまり、アプリに入力していたデータがまっさらになっていたってこと。

ということは、家に帰ってカードを確認しないと、なんにもできない。レジの方に事情を説明したら早足で帰り、自転車に乗って取って返した。おかげで、慌ただしい夕餉の支度をすることになってしまった。

まあ、再ログインを頻繁に求めてくるのは、セキュリティを強化しているのだろう、なんて、贔屓目に見れば理解できる。でも、クレジットカードのデータが消えているなんて、もし、自宅から遠く離れた店舗の会計だったら、品物を返して帰宅するしかなかった。いやはや……

ほんと、他のアプリみたいに指紋認証が維持できてれば、常用するのだけど、こんなことが起こると、とても使おうとは思えない。AEON Payはそんな残念アプリなんですよね。


晩飯後、テレビで生中継していた、冬の大運動会のカーリング女子・準決勝を見る。昨日破れたスイスとの雪辱戦だったけど、まさに「氷上のチェス」とは言い得たもので、10手先ならぬ10投先を読んだ攻防で、ストーンを投じる正確さに感動した。最後まで緊張感のある面白いゲームでした。