エンタメにもテクノロジーにも力の差を感じる開会式

４年１回、世界の運動能力の高い人が集まって、異常に高く跳んだり異常に速く滑ったり異常にくるくる回ったり異常にゴシゴシこすったりする大会（©岸本佐知子さん）が始まった。

開会式をちょっとだけ見たのだけど、そのパフォーマンスは「世界に我が国をどういうふうに見て欲しい」という狙いが、良くも悪くもハッキリしていて、そのために国をあげて能力が注がているのが分かった。

正直、ハイソウデスカで終わることなんだけど、チラと昨年の我が国の大運動会の開会式が思い出され、何を見せたいのか分からない、せっかくの才能がバラバラに砕け散ったようなパフォーマンスが恥ずかしくなってしまう。

もともと、パクってなんぼの文化だったのは、子供のころから知っているけど、それさえもアチコチのお国にかなわなくなってるんだもんなぁ。これからは、おごることなく、こじんまりと生きていくのが最適解のかもしれませんね。