お涙頂戴だけでは終わらせない家族愛、映画「Coda」を観た

洗濯など家事や原稿書きの下準備を午前中に済ませ、早めに昼飯に白菜のあんかけ風醤油ラーメンを食べたら、奥さまと自転車に乗ってTジョイ久留米へ。映画「Coda コーダ あいのうた」(原題:CODA)を観る。

「CODA(Child of Deaf Adults)とは“聾唖の親を持つ子供”という意味で、主人公は家族の中でたった一人健聴者である少女、ルビー。「歌うこと」を夢見ることで動き出す、家族、親友、音楽教師、合唱部の仲間との物語。

とにかく、彼女の聾唖の両親がイカしてて、社会性の乏しく、お下品なとこはあるけど、不器用に娘を愛する姿にホロッときてしまう。口を開けばチンコのことだし、まあ、愛しいったらありゃしない。

あと、チンピラかと思っていた兄が意外に出来る男で、そのうえ妹思い。言葉と行動がチグハグなとこはあっても、許せてしまう。

また、音楽のヴィラロボス先生役のエウヘニオ・デルベスさんも、クセのある雰囲気が素晴らしかった。メキシコの俳優で、コメディアンで、映画製作者でもあるらしいけど、今後は英語圏の作品でも、名脇役としての存在感してほしい。

帰宅すると、テレビで大相撲初場所を観戦。阿炎が照ノ富士を押し出し、御嶽海が2敗で単独トップ。阿炎自身も照ノ富士琴ノ若とならぶ3敗で、明日の展開次第では巴戦もありうる。
こりゃあ、明日が愉しみになってきた。蒼国来さんの弟子の若元春、若隆景が兄弟揃って勝ち越したのも嬉しい。

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