大相撲秋場所、6日目の勝手に展望
大相撲秋場所は6日目。折り返し点を前に阿武咲が破れて全勝がいなくなった。現在、1敗は貴景勝、正代、飛猿、千代大龍、琴勝琴、阿武咲の6力士で、2敗は上位の御嶽海、照ノ富士など。
勢いがあるのは正代。このまま勝ち続けて欲しいけど、上位戦を残しているので不安は残る。そうなると、貴景勝が本命と言いたいけど、正代同様に上位戦を残しているので、俄然有利なのは2敗といえども、先場所優勝の照ノ富士だと思う。
明日の遠藤を破れば、恐いのは隆の勝くらい。膝の具合さえ悪くならなければ、ほかの上位力士が星を食い合っているうちに逃げ切ってしまう可能性が高い。
個人的には前頭6枚目に沈んでいても、高安が優勝争いに食い込んでくるのを期待している。あと、若手の若隆景と飛猿がどこまで星の伸ばすのか注目だ。
それから、解説の北の富士勝昭さんが、腰痛で昨日のテレビ解説を急遽休まれたのが気になる。最近、引退したばかりの新人親方たちの解説が新鮮で面白いけど、やる気がなさそうで実は鋭い、北の富士さんの解説には代えがたい。