酒場にガッカリした話と酒場でガッカリした話

一番街の洋品店が飲食店に改装していて、近くの立ち飲み屋の店主から、チェーン系の安酒場が出来ると聞いて喜んでいた。

調べてみるとドラム缶をテーブルに使っているのが特徴で、改装中の店の中を覗いてみると、たしかにドラム缶が並んでいて、首を長くして開店を待つようになっていた。

しかし、今日、散歩ついでに前を通ると、店の入口の上に店名のロゴマークが入っていて、なんと、その真中にはハングル文字が……。ということは、新しく出来る店って、数年前に新大久保で見かけていたカフェ、もしくは酒場ってことなんでしょうね。

期待はずれの結果にガッカリし、立ち飲み屋でホッピーを飲んで家路につくと、バスセンターの立ち飲み屋が、たこ焼きをメインにした店に変わったことを思い出す。

前を通ると、入り口にたこ焼き用の鉄板。会計用のカウンターが向かって右から左に移動し、テーブル代わりの樽が3個から2個に減っている。奥のカウンターはそのままだけど、一番の変化は壁いっぱいに貼ってあったツマミに品書きがなくなっていること。

たこ焼きを売るための作戦かもしれないけど、サクッと飲んで帰りたい僕みたいな客には、もそっと軽いツマミがほしいんですよね。前払いの会計をする前に、カウンター上の食品ケースに並んだ、ツマミをチェックするのは面倒。

それでも、17時までは禁煙という貼り紙を見かけたので(酒の提供は16時から)、こりゃいいぞとお酒を1杯だけ、ぬる燗で飲んでみることに。

しかし、奥のカウンターでお酒を待っていると、隣の常連さんが17時前なのにタバコを吸っていてガッカリ。毎日のように飲んでいる上客なので、店側が見逃しているのだろうけど、僕からしたらルール違反。ま、注意はしませんけどね。

そのうえ、改装前に開封した瓶だったのだろうか、お酒が劣化していて、違和感ありまくりの味。もしかすると、改装後の客の入りがイマイチで、お酒の回転がヨロシクナイのだろうか?

まぁ、喫煙の問題さえクリアされれば、また寄らせてもらうと思います。