弟の命日と大雨被害の片付け
今日は2010年に亡くなった弟の命日。東北の大震災も熊本の震災も西日本の大水害も、もちろん新型コロナ禍も知らずに逝ってしまった。
大牟田の実家に行くと、筑前町から末弟と甥も来ていて、先日の大雨の被害について話したり。幸いなことに、お互いの家族に直接の被害はなかったようだ。
買い物は、末弟が車で連れて行ってくれたそうなので、2人が先に帰ると、僕は母親のためにストック用の惣菜作り。リクエストされたミートソースを野菜たっぷりで作り、冷蔵庫で放置気味の野菜を使って、キムチチゲ風の汁を作った。
携帯に何度も送信される、避難勧告情報メールのせいで、心身ともに参っていて、食事を作る気力が萎えていたらしいので、簡単にアレンジできるよう工夫した。
続いて、弟や父親にお茶などを供えるため、自転車でお寺さんへ。道中、冠水したらしき家の方たちが、濡れた家具を外に出したり、家の掃除をされていた。雨が落ち着き、ようやく片付けできる状況になったということなのだろうか。
お寺さんも話に聞いていたけど、地下の納骨堂に雨水が入ってしまい、家族総出で後片付けされていた。水を抜くのは業者に任せたらしいけど、さすがにお骨などの扱いは、お寺の方たちじゃないと駄目なのだろう。
挨拶を済ませたら、ついでにお寺の近所に住む高校の同級生の家へ。大雨が降った時は避難所に身を寄せていたらしいけど、大事な足になる車が水没してしまい、ペット用のおむつを使って、水気を抜いているところだった。修理の業者が順番待ちなんだそうな。
お母さまのためにバリアフリーにリフォームしたばかりの家は、ギリギリで冠水を免れたようでホッとする。新型コロナ禍の影響で仕事はなくすし、大変なことばかりだけど、それでもなんとか生きていこうと、日々を暮らす力を尊敬する。