母親をガッカリさせたかな、という後悔

先日、母親から特別定額給付金の申請書が届いたと電話。加齢性黄斑変性症の目には字が小さいし、コンビニでコピーをとるのが不慣れだという。

提出締め切りは8月だし、ちゃあんと年金をもらっているのだから、そんなに急ぐものでなく、近いうちに手伝いに行くからと言って聞かせていた。

そして、昨日、今週の原稿書きにスケジュールを調整していたら、今日の昼過ぎくらいに実家に行く余裕があることが判明。母親に電話したら、先日、申請書を投函したとのこと。

あまりのせっかちぶりに驚きつつ、どうやったのかと訊くと、書類は団地の上の階の方に書いてもらい、コピーはコンビニで前に並んでいた男性にやってもらったのだという。

見知らぬ人にマイナンバーカードやキャッシュカードを渡すなんて、なんて不用心だと憤ったけど、ここで老人を叱っても、ロクなことにはならないので、せっかちであることだけ驚いてみせておいた。

すると母は、実家に来たら、いろいろ溜め込んでいるから持って帰れと言う。いやいや、今回の件は申請書を出すのを手伝いに行くのが目的で、このご時世、まだまだブラリと顔を出せる状況ではない。

そんなわけで、ちょいと冷たくあしらってしまったかもだけど、急いで行く用事がなくなったから、また連絡するからと言って電話を切った。ロジカル的には間違っていないはずなんですけどね。

1日経って、本日。僕が行くことを楽しみにしていたのかな、と思うと、悪いことをしたのかと心配になってきた。ガッカリさせて、クヨクヨすると、それがストレスになってしまう人だからなぁ。