夜の春雷
一日中雨な日曜日。朝の天気予報では午後3時くらいには熄むって言っていたのに、昼過ぎに見ると夜まで降り続くと更新されていた。
おかげさまでスーパーへ特売の刺盛りを買いに行くという、時節柄よろしくない野望も打ち砕かれ、自宅に引きこもって、ゆっくり休むことができた。
今週の原稿書きは、物理的な量は普通だったのだけど、大型連休の空気に飲まれて集中力が落ちたせいで、労働時間が薄く長くなっていった。これが非効率な疲れとして溜まっていたみたい。
夜、遠くからゴロゴロと雷の音。春の淀んだ空気をかき乱すようにで、不穏な感情を呼び起こす。春雷って、なんだか気持ちがザワザワしちゃうんですよね。